この記事の要点
民泊の苦情は騒音とゴミにほぼ集約されます。開業前の挨拶、24時間の連絡先掲示、ゴミの持ち帰りルール、深夜の抑止表示で、発生の頻度を下げられます。
民泊で寄せられる苦情は、内容がほぼ決まっています。騒音とゴミです。この2つに絞って準備すると、発生の回数はかなり下げられます。
目次
開業前の挨拶が、いちばん効く
始めてから苦情が来ると、対応は「弁明」になります。始める前に伝えておくと、「相談」になります。この差は大きいです。
- 両隣と上下、管理人室に、開業の1〜2週間前に伺います
- 渡すのは、連絡先を書いた紙1枚。24時間つながる番号を明記します
- 「何かあればすぐ連絡してください」と伝えます。実際に連絡が来るほうが、管理会社に行くより早く収まります
騒音は、時間帯で対策を分ける
チェックイン時説明で伝わる
案内文と室内表示静かにしてほしい時間帯を明記
夜21時以降注意では間に合わない
騒音センサー音量のみ検知。会話は記録しない
深夜対応が遅れる
24時間の連絡先近隣が直接かけられる番号を掲示
退去後再発の把握
記録を残す日時・内容・対応を1件ずつ
センサーの設置は、宿泊者にも事前に明示します。
深夜の騒音は、注意して止まるものではありません。起きにくくする仕掛けのほうが機能します。騒音センサーは音量だけを検知し、会話は記録しません。宿泊者にもその旨を明示します。
ゴミは、持ち帰ってもらうのが最も確実
地域のゴミ出しルールを短期滞在の宿泊者に守ってもらうのは、現実的に難しいところがあります。
- 原則として、ゴミは持ち帰っていただく案内にする
- 室内に分別済みの袋を用意し、置いていく場合の置き場所を1か所に固定する
- 清掃時にまとめて、事業者として処理する
事業として出すゴミは、家庭ゴミとして集積所に出せない自治体があります。開業前に、自治体の事業系ごみの扱いを確認します。
記録を残す
苦情を受けたら、日時・内容・対応を残します。行政の指導が入った場合、記録があるかどうかで扱いが変わります。運営代行に任せている場合も、記録の共有を取り決めておきます。
